シャドーハウス第190話「狂信者」感想

今回のシャドーハウス、1000000000000000000000000点! ルイーズ様がルウをちゃんと大切に思っていて良かった😭 しかしアンソニーの野郎!! てっきりルイスの独断かと思ったらお前もしっかり絡んでるのかよ! 次はこどもたちの中から生徒を見つけるんじゃなかったのかよォ!? こんなことしたってケイト様はお前の生徒になんかならないゾ! ルウルイもヤバいしここに突入予定のラムもヤバくて不穏しかない……ていうかアンソニーも当たり前のように一体化の部屋の鍵持ってて笑った。ガバガバじゃんかよ。。。

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第190話「狂信者」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

あらすじ

完成の箱の外にいる何者かがルウを操っていることを察知したルイーズは、ルウの操作をやめるよう叫ぶ。ルイスはあっさりその願いを聞き届け、シャドー化を解いてルウへの洗脳をやめる。ルイスはお披露目後の成人パーティでルイーズに会ったことがあり、自分のことを覚えていないかと問う。生き人形が同じ名前「ルウ」であったルイスのことをルイーズは思い出す。どうやって一体化の間に入ってきたのかと問うルイーズに対し、エドワードに部屋の見回りを志願して入れてもらったとルイスは答える。また、「偉大なるおじい様ではなくクリストファー様を信仰しましょう」と洗脳したルウに言わせたことについてもルイーズがエドワードの指示だったのかと聞くが、それは違うとルイスは答える。エドワードは偉大なるおじい様という「旧支配者」に心酔しており、一体化後の洗脳解除は難しいとルイスは述べる。「旧支配者」という言葉に反応するルイーズに対し、ルイスはクリストファーが星つきだった頃の話をする。ルイスは言う。クリストファーは確かにこどもたちの救世主だったと。だがクリストファーが逝き、変革に翳りが見え、再び絶望に侵食され始めた。それでもクリストファーの教えを説く「教師」の元、彼の意志を継いで活動するのがクリストファー派だと語る。そして、なぜ一体化するのか疑問に持つルイーズに対し、シャドーが「顔」を欲するのは本能だとルイスは告げ、一体化を促す。しかしケイトが語っていた「生き人形は道具じゃない大切な命」という言葉を思い出しルイーズは抵抗する。そんなルイーズに対し、ルイスは「生徒になれば救われる」と感極まりながら述べる。その異様さに恐怖を覚え、ルイーズは助けを求めて叫ぶ。果たしてそこにちょうどやってきたのは、ルイスが語った「教師」、アンソニーであった。

 

全体的な感想

君たち149話で「次にやるべきことは何だと思う?」「そろそろこどもたちの棟にも生徒が必要…?」「正解!」ってやりとりしてたやんか!!! なんでルイーズ様のことを一体化させて大人の生徒を追加しようとしてんの!?!?!?!?!?!?!?

 

・前回のルイスの行動だけならまだ、ルイスの暴走という可能性も追えましたが、アンソニー教師様までお出まししたので、「クリストファー派」の意向としてルイーズを大人にさせて新しい大人の生徒を追加しようとしていることが明らかになってしまいましたね。

 

・まさかこの行動さえもケイト様を生徒にさせるための行動だとでも? ルイーズの一体化を促進させて自らの一派に引き入れたことがケイト様に露見すれば絶っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ対にケイト様は生徒になんかならないと思うんですけどぉ????

 

・初読時、14、15ページ目で助けを求めるルイーズ様の声に呼応するように鍵が開いてカートを押した顔の見えない人形のシルエットが見えてきたところで、「うおおおおおおおおっ! ラム登場か?!?!?!?」「でもルイスと対面するのはやばいいいいいいいっ!」からの16ページ目で「お前かい!!」ってなりましたね。

 

・一体化の間での時刻とルウルイーズ救出作戦の時刻がどうなっているかわかりませんが、こうなってくるとルウルイーズを救出するにあたってラムがこの現場に飛び込まないといけない……ってコト!? 15巻でヤるところまでヤっちゃったアンソニーと対面するのは危険すぎて怖いです。。。

 

・ところでルイスが自身で語っていますが「一体化したあとの洗脳を解くのは難しい」とのことです。しかし彼は事実として一体化しており、洗脳が解けてアンソニーの元で活動しています。ということは彼の洗脳が解かれたのは一体化する前だったということではないでしょうか?ルイーズ様からの問いをはぐらかしていますが、洗脳が解かれた上で一体化し、一人の人間の存在を消すのはどんな心境だったのでしょうか。

 

・また、一体化前に洗脳を解いて教育を施すことで、一体化した後も自分(アンソニー)に付き従うようにしているということは、アンソニーにとっては、この館の中で「生き人形」の命は助けるに値しないと思っていることがうかがえて、改めてアンソニーの思想の狂気ぶりを実感させられます。その解像度を持ってマギーを始末した行動を振り返ると、アンソニーの思想として邪魔な生き人形一人の命を奪う行動は当然の振る舞いだったと考えられます。。。

 

・こどもたちの棟でも注目しているのはあくまでシャドーである「ケイト」であることからも、生き人形を軽視している感じがしますね。やっぱりあなた、本当に主人を失った生き人形なのですか???

 

・前回部屋への侵入方法としてこんなことを考察していましたが大ファールでしたね。単純に志願してルウルイとともに部屋の中に閉じ込められていたとは。。。

 

『一体化の部屋から出入りするルートが隠れているということになるかと思います。アンソニーが抜け出す際に見つけたルートをルイスに共有しているのであればルイスが部屋に侵入できていることにも納得がいきます。』

 

・でもアンソニーの侵入方法もあまりに単純すぎてビックリしちゃったw お前さんも一体化の間の鍵持ってんのかい! セキュリティガバガバじゃん。

 

ページごとの感想

・1ページ目。

 聞き分けよくで「はぁ?(猫ミーム)」ってなりました。まさかこれが怒涛の狂信ぶりを見せる前振りだとは思わんて。

 

・2ページ目。

 「救いに来た」が指す「君」があくまでルイーズ様を指してて、しかも「救い」も「一体化して一緒にクリストファー様を信仰しよう」とかルウルイーズ的に救いがなさすぎる。。。そもそもさっきまで生き人形を洗脳しておかしなこと言わせてた相手に「救いに来た」と言われても困惑しかないでしょw

 

・3ページ目。

 まさか生き人形の名前被りとかあるんすね。そりゃあるか。

 

・4ページ目。

 エドワードを利用するのに全然心苦しく思っていなさそう。

 

・9ページ目。

 生き人形を犠牲にしての「楽しい生活」「正しい教え」「苦しみの救済」とか欺瞞以外の何物でもないだろう!

 

・10ページ目。

 ルイーズ様がちゃんとルウのことを大切に思っていていいよね。。。

 

・13ページ目。

 サブタイトル回収、狂信者だ……。

 

・14ページ目。

 そうだよね、気持ち悪いよね。。。

 

・16ページ目。

 お前かよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!