シャドーハウス: アンソニーの「そして次はエドワードの出番だね」について

こんにちは、タナカなかなかいいコタローです。

 

今回はシャドーハウス156話「束の間」でのアンソニーの「そして次はエドワードの出番だね」について考えていきたいと思います。

 

アブストラク

本記事ではアンソニーの「そして次はエドワードの出番だね」について、その出番とは何を指すものなのか検討した。まずはこのセリフに関連する人物であるアンソニーエドワードの行動履歴を整理している。その上で、該当セリフの直後にエドワードが登場することから、そのシーンを「エドワードの出番」と捉えることが素直な解釈であると指摘する一方、アンソニーがわざわざ言及するほどの出番ではないのではないかと疑問を呈している。具体的にアンソニーの発言前後のエドワードの行動を取り上げ、アンソニーの発言の直前のエドワードの行動の方が「エドワードの出番」と称するにふさわしいことを指摘している。では一体「エドワードの出番」とは何を指すのか探るべく、ヒントとして件のセリフの枕についている「そして次は」という言葉に着目した。「そして次は」とは辞書的な意味として、「前述に起きた何かしらの事柄を受けて、それに続いて発生する事柄」を指していることから、件のセリフの直前に起きた出来事に注目した。すると、件のセリフの直前に「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導」するイベントがあったことが判明した。その出来事を受けて「次はエドワードの出番」と称していることから、筆者は「エドワードの出番」とは「ケイトが困って自分に助けを求めるようなピンチな状況をエドワードが作ること」と結論づけた。具体的なエピソードはまだ発生していないと考えており、現時点ではルウルイーズ奪還作戦の中で発生するのではないかと予想して本論を締め括っている。

また、補足としてアンソニーエドワードが共謀しているのではないかという説への反証や、本記事作成にあたって調査した副産物としてサラがバーバラの代替エネルギー説の可能性が確実になったことにも触れる。

 

アンソニーエドワードの行動の整理

考えていくにあたって、まずは関連する人物として、アンソニーエドワードの行動を、時系列に沿って整理していきたいと思います。本段落では個人的主観抜きにした事実を並べますので、皆さんも(この件に関わらず)自身の考察の参考にしてみてください。だいぶ古いところから遡りますが、アンソニーが最初にケイエミの前に姿を現してからのアンソニーエドワードの行動をまとめます。本論と関係ない行動も含まれますが網羅性を重視しているためで、ご了承願います。

便宜上、アンソニーの行動は水色エドワードの行動は黄色で記載します。文末に話数を載せているのでご自身で確認する際にご参照ください。太字下線付きの文章は、個人的に重要そうだなと思ったポイントなので特に気にしないで大丈夫です。

 

マリーローズ転落後、ケイトの部屋でケイエミの前に姿を表す。アンソニーの行動目的をケイトに問われ「それは一緒のはずだよ」「君が僕の「生徒」になってくれればこどもたちの棟を統率して館に対抗できる時が来るだろう」と告げて去っていく。(79話)

明日こどもたちの棟に視察に向かうことをジョセフに報告する。現状バーバラのすす出しは必要不可欠と考えている。(86話)

こどもたちの棟に視察に来る。1ペアずつこども達を自分のセダンに入らせ何かを会話する。(87話)

サラをセダンに迎え入れた際、「お前にはがっかりしている」「あの班で一番不出来なのはお前だ」とサラに告げる。結果サラは大量のすすを吐き出してセダンから泣きながら飛び出して行った。(87話、88話)

補充の”特別な珈琲”を星つきたちに渡す。「シャドーハウスの幸せな暮らしを壊そうとする者がいる」それを止めるために「君たちの力が必要なんだ」とサラミア、ダグダグに甘言を吹き込み仲間に引き入れる。(89話)

サラミア、ダグダグからの報告でこどもたちが2週間以上”特別な珈琲”を飲んでいないことを知った旨を、アイリーン、ジェラルドに共有する。また、89話において補充で渡した”特別な珈琲”を翌日喜びの会で振る舞うように星つきに指示を出した。その結果がどうなるか報告を待つことにした。(90話)

サラミア、ダグダグというエドワードの作った内通者コンビの会話を盗み聞きする。(94話)

こどもたちの棟への視察から帰ってきて何らかの報告をジョセフに行い「ほう…それは本当か」と言われ、館外へのお遣いの許可を得る。(115話)

サラから「喜びの会で”特別な珈琲”が振る舞われなかったこと」「深夜に怪しい会合を開く動きがあったこと」をすすバト経由で報告を受けるが、アイリーン曰く「ゴミ以下の報告」と切り捨てられ、エドワード自身も「もともと(内通者として)期待していない」と述べる。一方で「それよりも大切な役割がある」と付け加える。また、エドワード、アイリーン、ジェラルドの3人に館外への”お遣い”の指示がでたことを共有する。”お遣い”の目的が島内の視察ですぐには戻れないことからルイスにこどもたちの棟の管理を一時委任する。ルイスが「最高の世代」について触れたがジェラルドは「その肩書きは嫌い」でアイリーンは「あいつ(クリストファー)は口だけだった」、エドワードは「そうだ」と二人の意見を肯定した(116話)

こどもたちの棟の管理者という立場を利用してテイラー(校長)を丸め込む。テイラー以外の館外の勢力も同様の手口で固めていくと述べる。(117話)

「本日から数日間こどもたちの棟の管理者をルイスに代行してもらい、すぐにルイスに視察に向かわせる」と星つきに手紙を送る。(118話)

バーバラがエドワードのルール違反(星つきを通さずこどもと連絡を取っていること)を告発しようとしていることや、トマスがこどもたちの棟ですす能力について開示してしまったことについて、ルイスからすすバト経由で報告を受け取る。大人のなかにルイスが頼れるものは自分たちの他にいないと思っている(149話)

ルイスと面会する。ルイスを「優秀な僕の「生徒」だ」と述べる。また「僕たちの計画が現実味を帯びてきた」と述べる。そして「次にすべきことは?」という問いにルイスが「そろそろこどもたちの棟にも生徒が必要?」と回答すると「正解」と述べる。そして、こどもたちの棟の「生徒」としてケイトを目星にしていると言う。そして「近いうちに必ずあの子は僕の生徒になりたいと請うだろう」と述べて去っていく。なお、ルイスの認識では「私が最初の生徒」であり、仕えているのは「クリストファー様」らしい。(149話)

エドワード告発のために本来トマスに面会しにきたバーバラの前に姿を現す。クリストファーが一体化の儀式に失敗しすでに死んでいることをバーバラに突きつけ暴走状態に陥らせる。(152話)

暴走状態でこのままではバーバラの体が一日持たないかもしれないと聞いて途方にくれるケイトの前に顔のない生き人形の姿で現れる。(154話)

バーバラの前に姿を現し、ケイトのすす能力でコーティングしてもらい「クリストファー」に扮することで、バーバラの発作を食い止める。(155話)

154話でケイトの前に姿を現した際、エドワードがバーバラにクリストファーの死を突きつけたことをケイトに教えていたことがわかる胸元に恩恵の欠片を入れたケースをぶら下げて館のどこかでケイトについて「君はもっと僕のことを頼りたくなるよ」と述べる。「そして次はエドワードの出番だね」と述べる(156話)

おじい様、3階の方々に謁見する。トマスが無断でこどもたちにすす能力に関して開示していたことを報告し褒めてもらう。”お遣い”の感想を聞かれ「シャドーハウスがいかに素晴らしい館であるか実感した」と答える。また明日の朝「お迎え」をすると宣言する。(156話)

星つきを通さずルウルイが「お呼ばれ」されたことを、ケイトに手紙で事後報告する。(157話)

マギーを利用した恩恵の欠片の実験によって、「適切に使用すれば大人に立ち向かうために十分効果が期待できるということが証明された」と述べ、マギーを始末する。そして「そろそろ次のお披露目だね」と述べる。(164話)

マーガレットの事件が起こっている最中、星つきの仕事の内容の説明やサラが「特別な使命を与えられておじい様と共にある棟で暮らすことになった」ことや、星つきの最初の仕事は「お披露目」であることをケイトに説明していた。(165話)

「特別な生き人形」と称してお披露目の開始を宣言する。(169話)

スタンプラリーの始まりを宣言する。(172話)

控えの星つき達の元に現れて、「予定変更」を告げる。(173話)

ケイトのスタンプ獲得試験にサラを監視役として送り込む。(176話)

ステラのスタンプ獲得試験失敗を予期していて、キャンディとエミリコに再試験を受けさせる。(181話)

キャンディとエミリコが侵入者であるとおじい様、3階の方々に報告する。(183話)

”お遣い”に行かせてもらえたのは「バーバラの代替エネルギーを見つけたことの褒美」だと判明する。エミリコとキャンディに関する調査状況を説明し、こどもたちの棟の徹底的な調査許可を要望するが、ジョセフによってあしらわれ、ジョセフ、そしておじい様にも持ち場に戻れと怒られる。(184話)

こどもたちの棟の徹底的な調査許可が得られず不機嫌。ダグラスに対し、エミリコとキャンディが館外からの侵入者であり、こどもたちの棟に反乱分子がいることを開示する。(185話)

 

素直な解釈

以上、アンソニーエドワードの行動をまとめましたが、問題の「そして次はエドワードの出番だね」という発言の後、実際の紙面上ですぐ次のページでエドワードが登場しているので、その場面を指していると考えるのが素直な解釈と言えるでしょう。具体的に切り出して見てみると、その「エドワードの出番」ではエドワードは以下のような行動を取っています。

 

おじい様、3階の方々に謁見する。トマスが無断でこどもたちにすす能力に関して開示していたことを報告し褒めてもらう。”お遣い”の感想を聞かれ「シャドーハウスがいかに素晴らしい館であるか実感した」と答える。また明日の朝「お迎え」をすると宣言する。(156話)

 

わざわざ先生がご丁寧に実誌面上ですぐ次のページにエドワードを登場させているのですから、素直に受け止めるならこの解釈となるでしょう。

違和感

しかし、わざわざアンソニーが出てきて「次はエドワードの出番だね」と言うほどの出番かというと微妙じゃない? という違和感がそもそもこの記事を書くことに決めたモチベーションです。また、「そして次はエドワードの出番だね」というセリフの前後の行動までみると、その違和感は一層深まります。

その違和感をはっきりさせるため、例の「次はエドワードの出番だね」というセリフの前後のエドワードの行動を抜き出してみました。

 

【例のセリフの直前のエドワードの行動】

エドワード告発のために本来トマスに面会しにきたバーバラの前に姿を現す。クリストファーが一体化の儀式に失敗しすでに死んでいることをバーバラに突きつけ暴走状態に陥らせる。(152話)

【例のセリフの直後のエドワードの行動】

おじい様、3階の方々に謁見する。トマスが無断でこどもたちにすす能力に関して開示していたことを報告し褒めてもらう。”お遣い”の感想を聞かれ「シャドーハウスがいかに素晴らしい館であるか実感した」と答える。また明日の朝「お迎え」をすると宣言する。(156話)

 

いかがでしょうか? 皆さんも言いしれない違和感を覚えないでしょうか? 【例のセリフの直前のエドワードの行動】は、元を辿るとアンソニーの「生徒」であるルイスが裏で糸を引き、バーバラの告発をトマスに直接行わせようとしていてその実、情報をエドワードに垂れ流していたため、バーバラはトマスではなくエドワード本人に告発の件で面会することになっています。つまり、【例のセリフの直前のエドワードの行動】は、アンソニー派の暗躍によって発生した行動であり、アンソニー目線からするといかにも「エドワードの出番だ」と言うべきイベントです。このイベントでは館の重要なエネルギー源であるバーバラが危うく命を落としてしまうような出来事でしたが、そんなイベントと比較すると、【例のセリフの直後のエドワードの行動】は何ともチープです。これだったら敢えて「次はエドワードの出番だね」というセリフを入れるなら、【例のセリフの直前のエドワードの行動】の前に差し込まれていたってよかったではないかと思うのです。しかし実際はそうではなく、敢えて【例のセリフの直後のエドワードの行動】の前に例のセリフを挟んだのです。ここに何か強烈に隠された意図を感じてしまいます。しかしその一方で【例のセリフの直後のエドワードの行動】を指すという素直な解釈では満足できないとなると、一体全体アンソニーの言う「エドワードの出番」とは何を指すのでしょうか?

なんの手がかりもなければしらみつぶしに以降のエドワードの行動履歴を全て該当するかどうか検討していくことになりますが、その前にもう一つ、この件で与えられているヒントを頼りにすべきでしょう。それは「エドワードの出番だね」というセリフの枕についている「そして次は」という言葉です。

 

「そして次は」

【そして】接続語

 意味①前述の事柄を受け、それに継続して、あるいはその結果生じる事柄を導く。

 意味②前述の内容を受けて、さらに付け加えることを表す。

【次】

 意味:すぐあとに続くこと。また、そのもの。

 

つまり、「そして次は」とは、前述に起きた何かしらの事柄を受けて、それに続いて発生する事柄を指しているといえるでしょう。となると、「そして次はエドワードの出番だね」というセリフは、前述に起きた何かしらの事柄を受けてそれに続いてエドワードに出番がある、ということになります。ということは、「エドワードの出番」とは「前述に起きた何かしらの出来事」と密接な関係があるものといえるでしょう

 

前述に起きた何かしらの出来事

前述に起きた何かしらの出来事とは何でしょうか? 行動履歴を元にある程度細かく要素に分けて箇条書きすると以下のような出来事が挙げられます。

ルイスを暗躍させ、結果としてエドワードにバーバラを暴走状態に陥らせる。

バーバラの暴走状態を前に途方に暮れるケイトの前に姿を表す。

バーバラの暴走の原因は、エドワードがバーバラにクリストファーの死を突きつけたことであるとケイトに説明する。

バーバラの前に姿を現し、ケイトのすす能力でコーティングしてもらい「クリストファー」に扮することで、バーバラの発作を食い止める。※これは実質、途方に暮れていたケイトの助けになる行動である。

館のどこかでケイトについて「君はもっと僕のことを頼りたくなるよ」と述べる。

 

ここまで分解してくると、前述に起きた何かしらの出来事、そしてそれに続くべき出来事が何であるのか朧げに見えてくるかと思います。しかし、結論を急ぐ前にアンソニーのそもそもの目的を整理してみたいと思います。「そして次はエドワードの出番だ」というセリフでエドワードに与えた役目も、アンソニーの目的と関連していると考えられるからです。

 

アンソニーの目的

大きな見出しですが、ぶっちゃけるとまだアンソニーの目的の全貌は把握できていませんw ただ、アンソニー自身の語っている内容から輪郭は見えてくるかと思います。

 

・「君たち(ケイエミ)には期待している」(79話)

・「戦い続ける意思のない者に用はない」(79話)

・「君(ケイト)にはリーダーの資質がある」(79話)

・ケイトに「貴方の目的は何?」と問われて「それは一緒のはずだよ」と答える。(79話)

※ケイト様の目的を聞きもせずこんなこと言っているのでとんだ勘違い野郎です。

・「君が僕の「生徒」になってくれればこどもたちの棟を統率して館に対抗できる時が来るだろう」(79話)

・「君(ケイト)には僕が必要だ」(79話)

・「大人達の均衡が崩れ こどもたちは惑い 皆が救世主を求め始めている」(149話)

・ルイスが暗躍してくれているおかげで「僕たちの計画が少しずつ現実味を帯びてきた」(149話)

・次にやるべきことはこどもたちの棟にも「生徒」を用意することで、ケイトに目星をつけている。(149話)

・「近いうちに必ずあの子(ケイト)は僕の生徒になりたいと請うだろう」(149話)

・「君(ケイト)はもっと僕のことを頼りたくなるよ」(156話)

・恩恵の欠片を適切に使用すればこどもたちが大人に立ち向かうのに十分効果が期待できることがわかった。(164話)

 

ずらっと並べてみましたが、もっともアンソニーの目的に近そうなのは「救世主」だと思います。149話を読み返すと、「救世主を求め始めている」→「僕たちの計画が少しずつ現実味を帯びてきた」という風に読めます。つまり、アンソニーはこどもを大人たちにけしかけ、生じた混乱の中、救世主として館の主に君臨しようとしているのではないでしょうか? この辺の話はまた別でしっかり考えたいと思います。兎にも角にも、アンソニーの計画が現実味を帯びてきた中で、次にアンソニーが狙っているのはケイトを自分の「生徒」にすることのようです。上にずらっと箇条書きした中でも明白なように随分ケイト様にご執心な様子です。そして、件の「そして次はエドワードの出番だ」という発言の直前には、暴走するバーバラを前に途方に暮れるケイトの前に姿を現して、ケイトの助けになるために、バーバラの前に姿を現し、クリストファーの姿を扮してバーバラを助けます。しかしこの状況を生み出したのは何を隠そう、アンソニーの「生徒」であるルイスの暗躍あってのことです。つまり、バーバラの暴走状況は、アンソニーがルイスを使い、ケイトがアンソニーを頼る状況を作り出すためのものだった、と捉えることもできます。どうでしょうか、何としてでもケイトに自らアンソニーに頼る方向に持っていきたいように見えないでしょうか。こうしてみると、アンソニーの目下の目的は「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるよう誘導すること」と考えられるのではないでしょうか。そしてここまで読んできた方なら分かるとおり、何と例の発言をする直前のアンソニーの行動というのがまさしく、「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導」する行動でした。

 

「そして次はエドワードの出番だね」の意図するところ

前段でアンソニーの目下の目的は「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるよう誘導すること」であり、「次はエドワードの出番だね」発言の直前に事実「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導」する行動を取っていたことを述べました。ここまできてようやく、前段までに行った考察を元にして、いよいよ本題の「そして次はエドワードの出番だね」を考えていきたいと思います。

「そして次は」の段落で考えたことは、「エドワードの出番」とは「前述に起きた何かしらの事柄」を受けて「それに続いて行われるべきこと」ということです。ここまでに見てきた内容と照らし合わせると以下の等式が成り立ちます。

 

「前述に起きた何かしらの事柄」=「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導したこと」

 

そして「エドワードの出番」が「前述に起きた何かしらの事柄」を受けて「それに続いて行われるべきこと」であるならば、それは上記の等式を踏まえて言い換えると「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導したこと」、「それに続いて行われるべきこと」ということになります。再度等式で書くと以下の通りです。

 

エドワードの出番」=「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導したこと」、「それに続いて行われるべきこと」

 

となると、「エドワードの出番」とは「ケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるようルイスを使って誘導したこと」と密接に関係する内容であると考えられ、そうすると「それに続いて行われるべきこと」とは「今度はエドワードを使ってケイト自らの意思でアンソニーの生徒になるよう誘導すること」を意味するのではないでしょうか?

この考えをもっと簡単に表現するならば、「ケイトが困って自分に助けを求めるようなピンチな状況をエドワードが作ること」を「エドワードの出番」と言っているのだと考えます。

 

結論:エドワードの出番

前段を踏まえて「エドワードの出番」を考えてみると、この記事を書いている最新186話時点までのエドワードの行動ではケイト様はまだ何とか自分たちでピンチを乗り切れている状態なので、アンソニーの言っている「エドワードの出番」はまだ訪れておらず、これからやってくるものだというのが僕の考えです。

では、それが具体的にいつなのかというと、現時点で最も有力なのはルウルイーズ奪還作戦となるでしょう。奪還作戦を遂行する中でエドワードによる妨害でケイト様がどうしようもなくなったところでアンソニーが助けに入り、よりケイト様がアンソニーを頼らざるを得なくなっていく展開が描かれるのではないかと考えます。

 

以上、長々と書いて結論それかよ、って感じかもしれませんが、僕は「そして次はエドワードの出番だね」を以上のように解釈いたしました。皆さんも是非、色々こねくり回して考えてみてください!

 

補足:アンソニーエドワード共謀説?

チラとアンソニーエドワード共謀説というものを見かけた覚えがあり、そうすると「次はエドワードの出番だね」というのも共謀している味方への言葉という見え方もします。しかしこの説は個人的にはないだろうと考えています。根拠としてアンソニーエドワードの行動まとめの段落から抜き出すと、以下のような行動がありました。

ルイスが「最高の世代」について触れたがジェラルドは「その肩書きは嫌い」でアイリーンは「あいつ(クリストファー)は口だけだった」、エドワードは「そうだ」と二人の意見を肯定した(116話)

ジェラルドとアイリーンの上記言動を肯定するということは、すなわちエドワード・アイリーン・ジェラルドの3人の中でクリストファーの死は確定しており、クリストファーの理想は間違いで自分たちが正しいという共通の認識が形成されていると思われます。したがって、現状アンソニーエドワードが協力関係にあるとは考えにくいと思います。

 

大人のなかにルイスが頼れるものは自分たちの他にいないと思っている(149話)

 

加えてルイスがアンソニー(クリストファー?)に仕えていることも知らずに「大人のなかにルイスが頼れるものは自分たちの他にいないと思っている」のですから、なおさらアンソニーエドワードの協力関係は現状認め難いでしょう。

補足:今回の考察を行う上で分かった副産物、サラについて

今回考察を行う上で、アンソニーエドワードの行動履歴をまとめましたが、その中で悲しい考察が間違いないものとなってしまいました。それは、「サラがバーバラの代替エネルギーである」ことです。根拠となるところを、アンソニーエドワードの行動をまとめた段落から抜き出すと以下のものが挙げられます。

 

明日こどもたちの棟に視察に向かうことをジョセフに報告する。現状バーバラのすす出しは必要不可欠と考えている。(86話)

サラをセダンに迎え入れた際、「お前にはがっかりしている」「あの班で一番不出来なのはお前だ」とサラに告げる。結果サラは大量のすすを吐き出してセダンから泣きながら飛び出して行った。(87話、88話)

こどもたちの棟への視察から帰ってきて何らかの報告をジョセフに行い「ほう…それは本当か」と言われ、館外へのお遣いの許可を得る。(115話)

サラから「喜びの会で”特別な珈琲”が振る舞われなかったこと」「深夜に怪しい会合を開く動きがあったこと」をすすバト経由で報告を受けるが、アイリーン曰く「ゴミ以下の報告」と切り捨てられ、エドワード自身も「もともと(内通者として)期待していない」と述べる。一方で「それよりも大切な役割がある」と付け加える。(116話)

エドワード告発のために本来トマスに面会しにきたバーバラの前に姿を現す。クリストファーが一体化の儀式に失敗しすでに死んでいることをバーバラに突きつけ暴走状態に陥らせる。(152話)

マーガレットの事件が起こっている最中、星つきの仕事の内容の説明やサラが「特別な使命を与えられておじい様と共にある棟で暮らすことになった」ことや、星つきの最初の仕事は「お披露目」だとケイトに説明していた。(165話)

”お遣い”に行かせてもらえたのは「バーバラの代替エネルギーを見つけたことの褒美」だと判明する。(184話)

 

以上の情報を整理すると、エドワードはこどもたちの棟への視察前まではバーバラが館にとって必要なエネルギー源と考えていたが、こどもたちの棟から帰ってきた時にジョセフに「バーバラの代替エネルギーを見つけた」と報告したことで褒美として”お遣い”の許可をもらっています。

こどもたちの棟での視察では、サラに意図的に暴言を吐き大量のすすを吐きださせ、その後ダグラスとともに内通者として引き込んでいます。しかしサラに内通者としての行動に期待してはおらず、サラにはそれよりも他に大切な役割があると述べます。そして現在に至ってはサラは特別な使命を与えられておじい様と共にある棟で暮らすことになっています。

こうして整理してみると、悲しいほどにサラ=バーバラの代替エネルギーという図式がくっきりと見えてしまいます。。。

バーバラの完全な代わりになるのかという点がまだ分かりませんが、こどもたちの中でも指折りのすす量を持つと目されていましたし、エドワードがこどもたちの棟で視察した際に、サラに暴言を吐いてすすを吐き出させたのも、敢えてすす量が多い者に暴言を吐いてすすを吐き出させて、その量を測っていたのではないかと考えられます。その結果、ある程度代替する能力があると見込んだのではないでしょうか?

また、同じ立場であったダグラスはなぜ選ばれなかったのかというところもはっきりとはわかりませんが、サラは無能力者であるということが一番大きな要因ではないかと思います。一体化にまつわる話の中で、すす能力を持つものだけが一体化ができるのでは? という話がありました。館は現在すす能力を持つ人材、すなわち一体化して大人になれる人材を求めているので、すす能力者のダグラスはその点で価値を見出されているのでしょう。一方ですす能力を持たないサラは一体化して大人になることが見込めないため、せっかくのすす量を活かすためにすす出し要員として登用することにしたのではないかと考えています。

 

最後に

以上、今回は長々となりましたが今回の記事はここら辺とさせていただきます。一つのセリフから妄想けたたましく長々文章を書き連ねてしまい、ここまで読んでくれた方には本当に「ありがとう」という気持ちと「お疲れ様でした・・・」という気持ちでいっぱいです。。。

この他にもアンソニーの真の目的はなんなのかとか、アンソニーとクリストファーは実は一体化成功している?!とか、ジョセフの目的は何なのかとかおじい様の正体とか、ミラーハウスを襲った首謀者は何者なんだとか、色々考察要素はたくさんあるので、ちょこちょこ材料が集まってくればまた考えていきたいと思います!

 

それではまた別の記事でお会いしましょう!

 

シャドーハウス第186話「共同戦線」感想

今回のシャドーハウス、10000000000000000000000000点! 思いの外エドからダグへの信頼厚かったですねぇ。ケ様陣営とダグの信頼関係が盤石ではないことが作戦に影響しないか懸念していましたが実際に起こりそうな感じですね。なんとか挽回して欲しい! 動揺する仲間たちを宥める姐さんも素敵だった!

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第186話「共同戦線」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

 

あらすじ

15時30分、お披露目終了後の成人パーティー開始まであと30分、ルウ・ルイーズ救出組は行動を開始していた。オスカーの音声送受信能力を使い、ダグラスの移動経路と歩幅から目的地までの最適な地図をラムが作成した。そしてキャンディは、パーティーの準備で手を離せないケイトの代わりに指示役を務めており、ダニーとマチルダに指示を出していた。作戦は、事前にダグラスが開けた窓からマチルダのすす兵をダニーのすすボールに乗せて侵入させる。そしてダグラスが複製した鍵をマチルダのすす兵が1階まで運び、ラムが回収するというものだ。エドワードは侵入者の証拠を叩きつけたのに3階の方々に邪魔されたことに気を取られており、ダグラスは難なくエドワードの服から鍵を抜き出し、複製の前段階の型取りを行えた。一方、一人だけ見張りを指示されて不満に思っていたステラは、持ち場の向こうに何か落ちていることが気になり、すす鎌をぶつけて引き寄せてみようとしたが失敗し、何者かが収監されているであろう扉の鍵を開けてしまう。ダグラスは順調に鍵の複製まで開始したが、ここでエドワードが、エミリコとキャンディという館外からの侵入者がシャドーハウスにはいて、こどもたちの棟に反乱分子がいたことが確定したことをダグラスに伝える。その瞬間、洗脳の解けていなダグラスは、館への忠誠心から自分はケイトたちに騙されていたと判断し、音声通信を切ってしまう。動揺するダグラスを除く救出組に対し、キャンディは「焦るな!」と発破をかける。腹を括ってまずは元々の計画通りに対応すべきというキャンディの言葉に落ち着きを取り戻し、ダニはマチルダのすす兵を乗せたすすボールをダグラスが開けた窓に向けて打ち込んだ。

 

全体的な感想

・姐さんを引き入れられて良かったですよね。頼もしい。まぁ、その姐さん(とエミリコ)が侵入者なせいでダグラスが通信を切ってしまうというピンチを招いている部分はありますが。。。

 

・前回以下のようなことを書いていました。

 

『ケイト様の本来の予定ですが、「エドワードはダグラスが手下だと思っているので」という文言があって安心しましたw ダグラス懐柔イベントはありましたが、どこまでの信頼度があるのか不明だったので、今回の話し合いの中でもあくまで仲間を危険に晒したくないという理由で計画を中止にすべきだと主張していたりといったところから、ダグラスももうしっかりケイト様の味方になっているんだと改めて実感しました。』

 

 やっぱりまだまだ全然そんなことなくて草。ピンチなので笑ってる場合ではないですが。でも、このままダグラスがエドワードに寝返ると、複製された鍵が手に入らずこの後の行動が困るばかりか、現在裏で行っているルウ・ルイーズ救出作戦自体バラされて一発アウトなんだよなぁ。メタ的に読むと、物語のプロット的にこのままだと不味すぎるのでケイト様たちを支援する側に戻ってくれると信じています。

 例えばですが、エドワードがペラペラと語る中で、こどもたちの仲間、特に同じ班の仲間への危害を示唆するような発言をしてしまって、仲間思いなところは嫌いじゃないと言われて絆されたダグラス君が改めてケイト様を信じるようになるのではないかと妄想しています。

 

・一応、備忘録的に、これまでのダグラスを引き込むに至るまでの流れは以下のようなものでした。

  • 165話「悲劇」にて「お披露目でのルウルイ奪還作戦においてエドワードに信頼されている人物が必要」だから危険を冒してまで星つきに加えることにした。
  • 166話「手段と目的」で、ケイト様たちが実際にダグラスを仲間に引き込めるか憂慮している一方、ダグラスの方は、無能力者狩りの一件でダグラスたちがもう歯向かわないとケイト様たちが高を括っていると推測し、ケイト様を直接監視できてエドワードとのやり取りが堂々とできる星つきになることを決める。
  • 167話「風紀班」にて、かつて優しく接してくれた班員のフィン先輩が同じ班の班長の策略によって処分された過去の経緯からダグラスは仲間を大切にする気質を持っていた。そのことを見抜いていたケイト様は「どの班より仲間を大切に思い合っているところは嫌いじゃないの」と言い残し、「監視対象でありエドワードの敵」であるはずのケイトに「あんな一言で絆されてたまるか…!!」と思いながらも非常に嬉しそうな顔をしていて、思いっ切り絆されてるじゃないか、という描写がある。
  • 168話「裏工作」にて、ケイト様はエヴイヴを除いた星つき3ペアでの会談を開いた。そこでケイト様はルウルイ奪還作戦のことをダグラスにも開陳する。当然そんなルール違反は許されない、俺がそれを大人に報告すれば終わりだとダグラスは主張する。対するケイト様は、エドワードは現在、お披露目で落としたかったけどうまくいかなかったことからケイト様に目をつけていてその同期であるルウルイをターゲットにシャドーと生き人形が一体化する儀式に送られることになってしまった、こんな現状を受け入れてしまうと、他の誰か、例えばダグラスの班員がエドワードの機嫌を損ねた時にどうなるかと問う。仲間思いなダグラスはこの主張にハッとさせられ、計画に加担することに決める。

 こうして経緯を振り返ってみると、仲間思いなダグラスが、エドワードの失言(仲間を貶したり、危害を示唆したり)から持ち直してケイト様の味方でいてくれる可能性は考えられますね

 

・ステラが開けた魔の扉ですが、あれ葡萄おじさんですよねw 現在体がどういう状態なのかわかりませんし、ここから本筋に絡んでくるとすごいカオスになりそうな嫌な予感がしますね。キャンディたちの話を聞いてしまい、自分を追い落としたエドワードに復讐できるならばと手を貸してくれる未来ある? いや、明らかに館のルールに反した行動をとっているわけですから葡萄おじさん自ら救出組を引っ捕らえて自分の手柄をアピールして復権を狙うというのもあり得るかも。そうなるとこどもたちは2正面作戦みたいになって辛いけど。

 

・「この館には外部からの侵入者がいる」というエドワードの発言を受けて、「外部からの侵入者?」と聞き返したダグラスの声が音声送受信されて、思い当たる節のあるケイト様、エミリコ、キャンディが反応していますが、結構ここ重要なポイントかなと思いました。その後エドワードがセリフを続けていて「エミリコとキャンディ」の二人が外部からの侵入者であることが、その場にいるダグラスは理解したかと思いますが、おそらくダグラスにつけた音声送受信すすがエドワードのセリフまで拾っているとは考えられないので、ケイエミと新人組に送り届けられた音声だけからすると「外部からの侵入者」に関する話が行われている、ということしかわかりません。現状エドワードの考察ではケイト様の正体までは辿り着けていないわけですが、この通信内容から察せられる内容として、ケイト様が考えられることは、エドワードに自身の正体にまで辿り着かれている可能性も一つとして考えられる、ということです。

 これから先ダグラスが味方に戻ってきて、「あ〜、あの話ならエミリコとキャンディが外部からの侵入者だって言ってたよ」ってケイト様と会話を行うまで、ケイト様は自身の正体がバレた可能性も視野に行動しなければならなくなったということです。一方で、見方を変えれば、今までに比べてより慎重に行動すべき要素が一つ増えただけとも取れるかもしれませんが。

 エドワードがケイト様の私物をエミリコの物だと勘違いしているように、ここでも一つボタンの掛け違えが発生していて、それが今後物語にどう影響するのか、そもそも影響しないのか、注目です。

 

ページごとの感想

・2ページ目。

 ピアノの音が荒れているから曲が終わるまで入るのを控えた方が良いと判断するダグラス、何気に気を遣える男じゃん、って思いました。

 

・3ページ目。

 ラムの記憶力が光っていますね。歩いている時間と方角、そして対象者の歩幅で地図が作れるなんて、ケイト様と全く同じ感想で「本当に凄いわ」。

 

・4ページ目。

 いちゃつくオスマチにキレ顔に可愛い声で迫るキャンディ姐さん流石の貫禄ですね。ダグラス、ケイト様も音声通信に入っているからちゃんとシャドーに対しては敬語を使っているキャンディ可愛い。

 

・6ページ目。

 ジョセフの行動が怪しかったのは間違いありませんが、わざわざエドワードのセリフの中で「何かを隠しているのか?」と語らせているところを見ると、メタ読み的に俄然ジョセフの行動が怪しい感じがしますね。エドワード目線で怪しい行動なので、もしかしたらケイト陣営にとってはありがたい行動の可能性もありますね。明らかにこの話の追求はこれ以上必要ないとばかりに急に持ち場に戻れと指示して、証拠のバッグも3階の誰にも持たせず自ら持ち帰っているので自分以外の3階の方々にこの件について考えさせないようにしているっぽくも見えましたからね。

 

・8ページ目。

 エドワードの予定変更の影響を受ける前の元々の計画だと、ダグラスがエドワードを読んで、ケイト様とオリバーが支援して鍵の複製をゲットするっていうザックリした計画でしたけど、結成間もない新人ちゃん加えてのメンバーでより計画が具体的になっていて良いですね。

 

・9ページ目。

 完全に葡萄おじさんです。波乱を呼びそ〜〜〜〜。

 ステラちゃん、報連相は大事にしないとダメですよ!!

 

・12ページ目。

 ダグはまだコーヒー洗脳が十分解けていないので「シャドーハウスは絶対」モードに入ってダグラスに影響を与えていそうですね。

 

・13ページ目。

 ダグラスの役目はここまでだから、通信が切られた程度ではまだ慌てるような時間じゃない……かな? ダグラスの奮起に期待するしかない!

 

・14、15ページ目。

 動揺するみんなに的確な指示を出すキャンディ姐さんカッコいいねぇ! ダメだったらその時はまた次の手を考えればいいというのも頼もしいセリフです。なんとか、ダグラスが持ち直して予定通りことが進んで欲しいところではありますが!!!

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!

シャドーハウス第185話「作戦続行」感想

今回のシャドーハウス、10000000000000000000000点! 呆気なく全員合格よかった! 前回のエドワードの報告に対して3階の方々の反応は薄いなと思ったけど、思ったより効いてるっぽくて、全員合格へお怒りするどころではなかったみたいね。まぁ、後ほどお披露目に対する評価は下されるでしょうが。。。

そしてやっぱりピンチなルウルイ奪還作戦! 別にルウルイ奪還作戦を潰す目的ではなかっただろうけど、エドワードの予定変更が効いてますねぇ。。。だけどその予定変更で星つきたちが新人たちの試験をしたおかげで、新人たちが星つきたちを信じることにして助けに入るのは激アツ展開ですね!

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第185話「作戦続行」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

 

あらすじ

全員揃っての合格に沸く新人たち。一方、3階の方々はエドワードの報告について話し合い、一旦ジョセフが持ち帰ることとなる。お祝いムードの新人たちと比較してケイトたちは浮かない様子であった。当初の予定では2時間あったルウ・ルイーズ奪還作戦のための時間が、エドワードの予定変更によって30分ほどしか行動できないため、計画の肝である鍵を奪う計画が台無しになったからだ。諦めきれないケイトはまだ何か手があるはずだと主張するが、星つき全員処分されるようなリスクは取れないため中止すべきとダグラスは主張する。そんな二組の下に新人たちが詰めかける。ケイトたちの話をエミリコの口パクを介してキャンディが読唇術で読み取っていた。そして事情を知った上でお披露目を通して助けてくれた星つきたちを今度は自分たちが助けたいと申し出てきたのだ。新しい戦力も加わり、ケイトはルウ・ルイーズ奪還作戦の続行を宣言する。

 

全体的な感想

・いやあ、思ったよりあっさりお披露目は終わりましたね。もうひと波乱くらいあるかと思いましたが杞憂でした。個人的に一番気にしていたのは行動不能になっていたロロルですが、ルルが担いで来てましたねw 意外と体力ありますね!

 

・あっさりお披露目が終わったとは言うものの、エドワード的には前々回報告した通り、キャンディが突破すること自体が館にとってイレギュラーなことで、館外からの侵入者がいるということを3階の方々に納得してもらえたという点では、エドワード的には全員合格でも問題なかったのかもしれませんね。

 

・とはいえ3階の方々がどう考えるかはまた別ですよね。侵入者を炙り出したことと、お披露目で新人を誰も落とせなかったことは別問題でしょうから、お披露目としての評価は低いものを言い渡されるかもしれません。覚悟の上でしょうが。お披露目の評価とは別で侵入者を炙り出しことへの評価をもらうことがエドワードの算段だったかもしれませんが、前回と今回の3階の方々の反応を見る限り、そこまで評価に繋がるような反応ではなさそうです。

 

・ていうかここからルウルイーズのお迎えまで失敗したらエドワードの評価、冷えっ冷えになるのでは? まぁ、全然それで良いんですけど(笑)。

 

・しかし「コーヒーで上書きすれば解決」だなんてライアン様も迂闊ですね。コーヒーを管理する側の星つきのリーダーであるケイト様はコーヒーの効果を知っており、星つきのリーダーになったからにはおじい様のコーヒーをこどもたちに振る舞うことは今後ないでしょうから。この点で言えばエドワードの持っている危機感の方が正しいですね。

 

・それにしても、おじい様の正体は存外3階の方々に操られている傀儡なのでは? という予想を一時立てていたのですが、今回のジョセフの行動を見る限り、それはないとみた方が良いでしょうか? おじい様が傀儡なのであればわざわざ自分たちしかいない場面でおじい様に傅く必要なんてないですからね。

 

・ケイト様の本来の予定ですが、「エドワードはダグラスが手下だと思っているので」という文言があって安心しましたw ダグラス懐柔イベントはありましたが、どこまでの信頼度があるのか不明だったので、今回の話し合いの中でもあくまで仲間を危険に晒したくないという理由で計画を中止にすべきだと主張していたりといったところから、ダグラスももうしっかりケイト様の味方になっているんだと改めて実感しました。

 

・いや〜、しかし現状のピンチはエドワードの予定変更のせいですが、そのピンチを脱するチャンスを授けてくれたのもエドワードの予定変更のおかげと思うと熱いですね〜! お披露目の中での新人たちと星つきたちの対峙の中で、星つきたちが新人たちの信頼をガッチリ固められたのがよかったですね。特に、新人たちの中でも一番信頼のあるキャンディを落とせたのがやっぱりデカいでしょうね。

 

・新人ちゃんたちが加勢してくれるのはかなりありがたいですね。読み返すの大変なのですが、どこかで「オスカー様の能力があればルウルイ奪還作戦も楽になりそう」みたいなことを書いた記憶があって(書いてなかったらすみません、でも思ってました)、オスカーの能力はかなり役に立ちそうです。そして今はお休みになられていますがロロル様も当然活躍の機会はあり得ますよね。とは言え、彼女の力を使わないといけないイコール潜入がバレて大人たちと直接バトってる状態なので、できるなら使わず隠密に行動できた方が良いでしょうね! あとはやっぱりキャンディも無難に活躍してくれることでしょう。マチルダ様も何かしらギミック突破に活躍してくれそうな予感がする。残りは現状未知数でどう役に立つかわかんないw

 

・でも新人ちゃんたち、ようやく無事お披露目を全員合格したのにさらに危ない橋を渡ろうとしているのに皆元気で明るくていいね。。。

 

ページごとの感想

・1ページ目。

 チルダペアとオスカーペアのカップル組が食べてるサンドイッチ、169話「新たな5対」でお披露目に向かうマチルダペアが「庭園でオスカーと一緒に食べましょ♡」って言ってたやつだーーーーっ!!! リア充ペアじゃん!!!!

 

・3ページ目

 みんな手を繋いでいるのにロロル様を抱えて手が塞がっているルルと、空いた左手を手持ち無沙汰にさせてるダン様かわいいw

 

・5ページ目

 ついに3階の方々が動き出すのちょっと怖い感じがしますね。エドワードの次はジョセフが立ちはだかってくるのかしら。でも前回エドワードの話をスパッと切って止めてくれたようにも思えるし、ジョセフの思惑はまだちょっとよくわからんかも。しかし乙女のバッグを持ち去るなんて許せませんね!!

 

・7ページ目。

 仲間はずれにされてオリバーの着替えの見張りをさせられるイヴエヴ可哀想😂真面目にイヴエヴもどこかで仲間に入れてあげて欲しいね。

 

・9ページ目

 「何か手があるはずよ」と言いつつ内心の焦りが隠せなくてダグラスと比較にならないくらいすすが出ているの表現が上手いですよねぇ。

 

・10ページ目。

 そんなケイト様と対比でめちゃ盛り上がってる新人ちゃんたちも良い! そしてよく見るとここでキャンディはしっかりとケイト様たちの方をしっかり見据えてますね。エミリコの唇を読んでいるのでしょう。

 ていうか「中止だな」と言われた時のエミリコの顔なんなんw 絶対ケイト様そんな表情ちゃうやろw(可愛い)

 

・13ページ目。

 やっぱりキャンディにはケイト様のサポートまでバレちゃってましたね。キャンディの信頼を勝ち取ったのはエミリコだけでなく、ケイト様のサポートもあったことが嬉しく感じます。

 

・14ページ目。

 「オリバーのことはわからないけど」からのルルちゃんの「最悪だったわ」は笑っちゃったw

 

・15ページ目。

 ステラが「私が唇を読んだの」って言っててあれ?と思って、「シャドーの口の動きを読むとか不可能だろ」っていうダグラスの突っ込みに、確かにそうだよなと思ったけど、なんてことなくて、キャンディがエミリコの口の動きを読んでそれを共有したってことだよね。

 確かに今回、ケイト様が喋ってる時のエミリコの口にちょっと違和感が覚えたけれど、「いつもは私の口パクなんてしないもんね」っていうのはマジなんだろうか? ちょっと読み返してみたいわね。でも違和感を覚えたってことはマジなんだろう。

 

・16ページ目。

 作戦続行のかっこいいカットで落ちに使われるオリバーたち。イヴエヴの足止めすでに限界なのでは?w

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!

シャドーハウス第184話「二体の侵入者」感想

今回のシャドーハウス、1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000点! 前回かっこよく啖呵を切ったエドワードだったけど思ったほど3階の方々、おじい様の反応がなくて呆気に取られていたねw ドンマイ! 「動かぬ証拠」っていうからどれほどのものかと思ったけどそれも予想通り中に入っているサーカス団支給の服だけでしたね。そしてこれも予想されて然るべき状況だけど、鞄の持ち主や全身隠して彷徨く少女もエミリコと思い込んでいるからケイト様の正体まではまだ到達できていないようだ。そしてキャンディ姐さんが30歳だったのには流石にびっくりしたw そりゃあ酒瓶のごとくごくごく水の瓶を飲む姿が似合うわけだ。

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第184話「二体の侵入者」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

 

あらすじ

外部からの侵入者の存在を3階の方々に認めさせるためにお披露目の場を利用したエドワード。エドワードらが「お遣い」に行かせてもらえたのはバーバラの代替エネルギーを見つけた褒美であった。その目的外の成果として、「二体の侵入者」の情報を手に入れたことを3階の方々に報告する。ミラーサイドの校長が最近選出された「4対」の自慢をしていたことと、エドワード自身がお披露目を担当した新人が「5対」であった矛盾に違和感を覚え、「お遣い」から帰った後も館の外の管理者たちと連絡を取り合い調査を行う中でその情報を手に入れていた。1対目の侵入者はエミリコ。それを示す証拠が鞄の中身にはあった。それはサーカス団から雑用係に支給される服であった。しかし一方でエミリコを取り巻く状況には他にも不可解な点があり、継続した調査が必要とエドワードは述べる。続く2対目はキャンディ。彼女の足跡から彼女の館への侵入を突き止めた。さらに彼女が「永遠のこども」という売り文句で活動する30歳の女性であることまで突き止めた。不法侵入したエミリコ、年齢詐称して館に入ってきたキャンディ、二人の侵入者がこどもたちの棟でよからぬことを企んでいる可能性をエドワードは指摘する。そしてそれを阻止するためこどもたちの棟の徹底的な調査を求めるよう高らかに宣言するエドワードであったが、3階の方々の反応は予想外に薄く、お披露目の最中なので持ち場に戻るようジョセフから指示される。呆気に取られるエドワードであったがおじい様までもエドワードに持ち場に戻れと指示を出し、エドワードはすごすごと持ち場に戻っていくのであった。

 

全体的な感想

・動かぬ証拠として出したトランクの中身については前回の感想で予想した通り、サーカス団で支給されていて、エミリコがケイト様にあげた黒い服でしたね。ここはちょっと考えれば分かりそうなものでしたが、さすがのエドワードでもケイト様の正体までは掴んでいないようですね。だから鞄の持ち主も、それを持って顔を隠してすす島を彷徨いていた少女の正体もエミリコだと考えて推理をしているようです。

 

・「顔を隠すように帽子を目深に被りミラーサイドを彷徨いていた」「サーカスでは名前を与えられていなかった雑用係がなぜ「ケイト」と名乗ったのか」「どこで選別会ようの仕立ての良い服をくすねたのか」これらエミリコに抱く未だに解明できない謎は、全てケイト様の正体を未だ知る由もないエドワードにできる限界の推理でしょうね。今回の中盤でも「星つきのリーダーであるケイトが侵入者から悪い影響を受けて」という発言があることも、未だケイト様を一般的なシャドーと考えている証左ですね。

 

・ここで若干違和感を覚えました。これまでのエドワードは、どちらかというと「反乱分子でその主導者たるケイト」の尻尾を掴んでやりたいと躍起になっていたように思います。しかし今回の話でエドワードが語っている内容からすると、どちらかというとケイト様のさらに背後にいるエミリコ、そしてその師匠であるキャンディに、反乱分子の疑いとしての比重が大きく傾いているように感じます(ケイト様はキャンディやエミリコの影響で反乱分子になっているといった風に変わっている)。エドワードの元々の「ケイト様が反乱分子だ!」という直感は正しかったのですが、館の外の管理者と連絡を取り合い調査を進めるに連れてちょっと正解から遠ざかっているのが気になりますね。だからといってケイト様いじめが軟化するわけではないでしょうが、こうした小ささな誤認識が、エドワードの今後の予定に綻びをもたらせるように感じます。

 

・でもケイト様の足跡をエミリコのものだと思って見てみると、めちゃくちゃエミリコが怪しいやつだと思っちゃうのは仕方ないですねw

 

・ところで、何気に重要なのはお遣いに行かせてもらえたのが「バーバラの代替エネルギーを見つけたから」という点ですよね! 代替エネルギーってなんだろう? 考えられるとすれれば、以下みたいな感じでしょうか?

 

 ①バーバラに代わるすす大量発生者を確保した

 ②シャドー以外からすすを回収する手立てを確立した

 ③ジェレマイアの研究を採用した

 

 それ自体も気になるところですが、「バーバラの代替エネルギーを見つけた」からこそ個人的に合点のいく出来事がありました。一つは152話「真実」でのエドワードの振る舞いです。ここで彼はバーバラにクリストファーがすでにこの世にいないという事実を突きつけ、暴走状態に陥らせます。最終的に落ち着きましたが、危うく命を落とすところでした。拝読当時、館の貴重なエネルギー源であるバーバラにこんな仕打ちをする理由がわからなかったのですが、「バーバラの代替エネルギーを見つけた」からだったということならば理解ができます。

 また、156話「束の間」でトマス様を呆気なく始末しているところも若干違和感がありました。これも同じくバーバラという絶対的な館のエネルギー源がいて、その庇護者たるトマス様を簡単に始末してしまって良いのだろうかというところからくる違和感でした。しかしこれも「バーバラの代替エネルギーを見つけた」のであれば納得がいきます。死んだかどうかは知りませんが、グッバイトマス様。

 

・あと、当時読んだ時「これはまずい!」と話題になっていたのに忘れていましたが、校長の「4対」問題がありましたね。やっぱりエドワードはここに引っかかって調査をしていたのね〜。

 

・元々嫌疑をかけていたケイエミペアなので、鞄の中身のサーカス団支給の黒い服を証拠にエミリコが疑われるのは予想通りでしたが、前回の記事で書いたようにキャンディは館内ではおとなしいキャラを演じていたので疑いを持たれる理由が予想できていませんでした。そんな彼女をエドワードが疑う契機になったのは、サーカス団はまだすす島にいて足止めを食らっていたため、「ふたり」サーカス団から消えたことがバレたせいだったんですね。サーカス団はもういなくなっていると思っていましたw 結構長いこと滞在するものなんですね。そりゃあ「ふたり」サーカス団からいなくなっていて、そのふたりを追えば彼女たちに当たるのであれば、現在の館内での振る舞いとか関係なく疑って当然ですわね。

 

・そしてまさかのキャンディ30歳! そら水の瓶を飲む姿が似合う姐さんなわけだわ。182話の「そうねー」の包容力の説得力もさらにグッと上がって良い感じですね! そしてもう一個びっくりなのがエドワードの素体より年上ということ。まぁ、マリロ・バーバラと一緒に過ごしていたことを考えると妥当なのかもしれませんが。28くらいなんすかねぇ? ていうか、こどもたちって村での記憶もほとんどなく「生き人形」として生まれたと思いこまされているから、とても自分の実年齢を把握しているはずがないと思うのですが、管理側の大人たちは素体の年齢を把握しているってことなのでしょうかね? そりゃ自分たちで館の外にいって回収してきているのだから記録は持っていそうだけど、30歳というキーワードを聞いて即座に「エドワードの素体より上じゃねーか」ってツッコミ入れられるほど他人の年齢を頭に入れていることにビックリしました。

 

・3階の方々、おじい様の前で大演説をかますエドワードですが予想に反して、そんなことはいいから持ち場に戻れと言われるエドワードちょっと可哀想。いや、可哀想じゃない。

 

・ていうかジョセフはいったい何者なんでしょう。やけに今回話を主導しているし、誰も口を挟まないし、おじい様もジョセフと同じくエドワードに戻れと命じるし、3階の方々の中でも序列があって、高めの序列なんでしょうかね?

 

・それからエドワードに持ち場にジョセフが戻れと指示する辺りのコマでの動きが何か怪しいですよね。何その「ゴソ」っていう動きと「スッ」っていう動き。そりゃ、エドワードが差し出した証拠の鞄にいったん手を置いてその手を戻した描写ということは分かりますが、その描写を差し込む意図がちょっと分かりません。。。一旦エドワードの証言に考えを巡らせたけどそんなことは置いておいて、、、という態度を明示するための描写でしょうかねぇ? 今回最後のタバコをふかせて「…………」って吹き出しつけているところもかなり意味深ですよねぇ。単純に考えればエドワードの証言を受けて一旦今はお披露目の時間だからと持ち場に戻らせたものの、今後のことについて憂慮している、という感じでしょうか? わからん(投げやり)。きっとこの先この時の描写の意味がわかる日が来ることでしょう!!

 

長くなったので各ページごとの感想は省略で。

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!

シャドーハウス原画展の複製原画とサイン入りパンフレットが届きました!

こんにちは、タナカなかなかいいコタローです。

 

昨年8月に開かれたシャドーハウス原画展、こちらで販売されていた複製原画ですが、私は休職中かつ引越ししたてでお財布事情が寒かったため2点に絞って購入させていただいておりました。

原画展自体の感想は下記ご参照。

 

kotarinx.hatenablog.com

 

そして1月4日に配送されていたようなのですが、あいにく帰省でしばらく家を開けていてなかなか受け取れず、先日12日にようやく受け取ることができたのでした!

それからさらに一週間近くたって今更な話題ですが、ブログに残しておくことにしておきます。(いつか引っ越すときの梱包の参考にもなると思うので)

 

さて、届いたのは下にある写真のようなばかでかいダンボール2つです。原画1枚につき1つの段ボールで保護して送ってくれるようです。

 

外箱

こちらの外の段ボールを剥がすと、中にはまた白い段ボールで保護されていて、四方の隙間には緩衝材が入れられているのが写真からわかります。そしてそして謎の封筒が入れられてありましたw こちらの正体は一旦置いておくとして、内箱を開けた様子を見てみましょう。

 

内箱&謎の封筒!

ででで、でた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

しかしまだ袋で包装されているようです。

 

内箱を開けた中身

この袋を剥がすとようやくご対面です😊

 

袋剥がした中身その①

いや〜、神々しい。

 

袋剥がした中身その②

2つ目も最後まで剥がして中身が見える状態にしたところです。というわけで私は2点購入したわけですが、どちらも集合絵を選択させてもらいました。いやぁ、他の原画も全部買いたかった……!

集合絵なのもあって絵のボリューム感がたっぷりで迫力満点です。額装もオシャレでシャドーハウスにすっごく合ってて素晴らしい仕上がりだと思います。

 

下の写真は雑ですが部屋に飾ったところです。もうちょっとかっこいい展示ができるように考えようかとは思います。それにしても雑に飾っただけなのにお部屋がオシャレになって良いですねぇ〜☺️

飾ってる方を向くたびにニコニコしてしまいます!眺めているだけでものすごく幸福感がじわ〜っと心の内から湧いてきます!いや〜、高額な商品ではありましたが、買って全く損がありませんでした✌️

 

雑に家に飾ったところ

そしてそして〜〜、謎の封筒の中に入っていたのはシャドーハウス原画展のパンフレット!!

取り違え防止にしっかり封筒にもパンフレットのフィルムにも名前プリントしていて偉い!!

原画購入したうち5名だったかな? に先生の直筆サイン入りパンフが当たる抽選があります、という話だったかと思いますが、まさか自分が当たるとは思いませんでした。

 

封筒の中身

パンフレットを開くと「⚪︎⚪︎さま」と宛名つきでサインが描かれていました! 複製原画が届くだけで嬉しいはずなのにサインパンフまでゲットできて本当に嬉しかったです。

ソウマトウ先生直筆サイン!

 

しかし、僕の運はここでは止まりませんでした。

2点の原画の写真の左下を見るとなんと「1/150」 と書かれているではないですか!!

これは原画のシリアル番号で、どの番号も世界に一つだけとなっています。公式のお触れとしては「シリアルの番号は選べません」ということだったので、要するにランダムで割り当てられるものでした。しかしこの番号が購入した2作品とも1番だったのです!!!

何事もなく原画が受け取れただけで素晴らしいことなのに先生の直筆サイン入りパンフレットがもらえてさらに購入した原画のシリアルが両方1なんていう豪運を発揮してしまい、一人でめちゃくちゃ興奮していました。

原画も、パンフレットも、大事に保管していきたいと思います!

 

この豪運について、「年初からこんなについてるとやばいかも」と相談したところ、「その運は購入した時に発揮されたものだから、今年の運はまだこれから使えるよ!」と素敵な言葉を頂いたので、僕もそう思ってこの一年過ごしていこうと思います。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

 

シャドーハウス第183話「サーカスの記憶」感想

今回のシャドーハウス、1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000点! 師弟コンビをどうやって確実に落とすつもりなのかと思っていたけど、師弟コンビが突破できること自体がトラップだったとはやられた。しかしそのトランクはマジで動かぬ証拠でヤバいヤバい! この先まだルウルイ救出パートもあるのに大ピンチじゃん。

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第183話「サーカスの記憶」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

 

あらすじ

 キャンディとエミリコの師弟コンビは順調に再試験を突破していく。ゴール直前の綱渡りで危ない場面もあったが、サーカス団仕込みの空中ブランコでなんとかゴールに到達する。晴れてスタンプを全て集めたステラ・キャンディペアを見送るケイトとサラ。ケイトは「今からでも遅くない。こどもたちの棟に戻ってきてくれたら嬉しい」とサラに述べるも、ミアが「エドワードの指示通りに出来た」「ケイト様の言葉に耳を貸してはいけません」と耳打ちする。一方、庭園のゴールへ向かうステラ・キャンディの背中を見つめるケイトは、無事に新人たちの試験を切り抜けられたのに、どこか違和感を覚えていた。

 場面はお披露目を監視する3階の方々、おじい様が集う間に移る。顔に課された再試験を見た3階の方々は、エドワードに事前に吹き込まれたのか、キャンディとエミリコの身のこなしから、2人のサーカス団との関連性について得心していた。そして3階の方々からの理解を得たエドワードはさらに核心をつく証言を行う。「あの二体の生き人形は侵入者」であると。証拠として「何を見つけた?」と発言を促すおじい様に対し、これが「動かぬ証拠です」と一つの鞄を突き出した。それはかつてケイトが館に潜り込む直前にモーフの森の中に隠した、ケイトが所持していた鞄であった。

 

全体的な感想

・やられましたね。絶対に落としてやるという意図のもと、初めから顔による再試験を用意していたのとばかり思っていたので、協力関係を結んだエミキャンタッグでも突破困難な仕掛けがあるものと思い込んでいました。しかしそれは「突破できることそれ自体」が異様なことだと3階の方々に理解してもらうためのエドワードが仕掛けたトラップでした。。。前話のXでの感想Postで「エネル顔の用意して待ってろよエドワード!!」と書いていましたがまさか僕がエネル顔にさせられるとは。完全にエドワードのことを舐めてましたわ。

 

・メタ読みだけど、誌面上あっという間にエミキャンが突破するものだからこれは何かがおかしいとは感じましたね。そしてケイト様の「何か…引っ掛かるわ」というセリフでその疑念はほぼ確信に変わっちゃいましたね。。。

 

・ライアン様が「成程…村での教育であんな訓練はしない する必要もないからな」、そしてソフィ様が「最近この島を回っていたサーカス団…」さらにドロシー様も「他にも何か言いたいことがあるんでしょ」と語っていることから、キャンディとエミリコの2人による再試験が始まる前にエドワードは2人がサーカス団出身であることを進言していたのでしょう。そして証言だけでは証拠に欠けるため、試験の中で実際にその身のこなしを3階の方々に見せ、納得させたと。いや〜、エドワードすごすぎるわ。

 

・しかし一点、疑問があります。「あの二体の生き人形は侵入者です」が「この鞄の中身が動かぬ証拠です」に対応しているけど、ケイト様の鞄の中身がエミリコとキャンディが侵入者であることの証拠になるというのはどういうことでしょう? エミリコとキャンディがサーカス団の一員だったと見抜いたのもちょっと現状だとわかりません。キャンディはその足跡を追えば、移住してきた夫妻に突然入ってきた養子であるので、その点では違和感はあるでしょうが、サーカス団がすす島で公演する前から一座を抜け出している様子なので、サーカス団との結び付きまで追えるのか自体疑問です。館の中でもおとなしいキャラを演出していたので、その身体能力がお披露目前から狙い撃ちされるものとは現状考えにくいです。何を掴んでいるんだエドワード。。。一方エミリコについては「ケイト」という名前の人物が周辺の学校のどこにもいないことから明確に侵入者であることが追えるでしょう。さらにエミリコはキャンディが抜けたサーカス団で、演者としてすす島での公演に出演しているので、館外にいるシャドーたちの目撃証言があれば、サーカス団の一員であり、なおかつシャドーハウスに侵入した者と同定することが可能でしょう。しかしここまで考えてきたことは、ケイト様の鞄の中身と関係ありません。

 

・ここで9巻がエミリコがシャドーハウスに潜り込むところで10巻がケイト様が生家を出立してシャドーハウスに潜り込むところなので読み返してみました。エミリコはケイト様にもらった洋服で選別会に参加しています(9巻105話、106話参照)。この洋服は選別会を経て館の中まで持ち込まれている物証です。この服と同じ(予備の服として)か、同様の服がトランクの中に入っている可能性は考えられます。

 

・さらにケイトはエミリコにモーフに擬態するための黒い布とエミリコの予備の服である黒い服をもらい、お礼に自分の着ていた服をエミリコにあげています(9巻106話参照)。この時エミリコからもらった黒い服をケイト様は館への潜入に先立ってトランクの中にしまってから、黒い布一枚羽織ってモーフたちの中に飛び込んでいます(10巻111話参照)。つまり、トランクの中にはエミリコがサーカス団に所属していた時に使っていた予備の服である黒い服が入っているのです! この服にサーカス団への所属を示すような印(ボタンにサーカス団のマークとか)があれば、「鞄の中身がエミリコがサーカス団からの侵入者」であることの確実な証拠になってしまうかもしれません。とはいえここまで考えてもやっぱりキャンディには届かない気がする。。。サーカス団のパンフレットとかが入っていて、そこにキャンディ姐さんの写真が載ってるとかか?w(適当)

 

・ケイト様、エミリコ、キャンディが詰められそうな超不穏な展開ですが、少なくともエミキャンがすっかり師弟コンビとしての絆を深められた点についてはよかったなと思います。

 

・このピンチもケイト様がアンソニーに頼らざるを得なくするための陰謀だったりするのかしらん?

 

ページごとの感想

・1ページ目。

 扉絵ミリコ可愛い。「無限大の可能性をその瞳に秘めて」っていう煽りも良いね! 一度しっかりエミリコの瞳をじっくり見たことがある人ならわかると思うんですが、かなり細かく描かれていて、まるで宇宙のようなので、本当に無限大の可能性がその瞳に秘められていると思います。

 

・2ページ目。

 師弟コンビ良いねぇ。師匠におんぶに抱っこではなくてエミリコも試験突破にきちんと貢献しているところが良いです。そしてそれを頭ぐりぐりして褒めてあげるキャンディ姐さん。。。(尊い

 

・3ページ目。

 エドワードの策は、3階の方々の目の前でキャンディとエミリコが元サーカス団の侵入者であることを証明することにあるので、ここで紐が切れるのもエドワードの策略なのでしょう。小賢しい!

 

・4ページ目。

 師弟の息のあった連携素晴らしいですわ〜!

 

・5ページ目、6ページ目。

 見開き空中ブランコかっこいい! そのままだと壁に激突するからって、空中で体を水平方向に傾けているの、二人とも身体能力高すぎるでしょ。

 

・7ページ目、8ページ目。

 エミリコは地上をスライディングしているところ、優雅に回転着地する姐さんかっこいいねぇ!

 8ページ目の「チラッ」ってしてる時のエミリコ可愛い。ほっぺたむにむにしたいンゴねぇ……! しかしめちゃくちゃ体痛そう。

 

・9ページ目。

 ゴールして笑い合うキャンディとエミリコを眺めるケイト様、完全におかんやね。

 

・10ページ目。

 エドワードの特別権限っていうのがどうなっているのか、ケイト様に教える義理はないでしょと答えていますが、読書には教えて欲しいです。。。ほんまどうなっているんだろうねぇ。個人的にはサラ様には早くミアの影響を振り切って戻ってきて欲しいけど。

 

・12ページ目。

 ケイト様の不安な気持ちがすすでよく表現されてますね。

 

・17ページ目。

 初めてのお外へのお使いの間に鞄見つけてたんすねぇ。元から何か目星をつけていたんだろうか。じゃないとそもそも探そうという発想自体わかないですもんねぇ?

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!

シャドーハウス第182話「師弟」感想

今回のシャドーハウス、10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000点! 前回の引きで不穏な流れも予想されたけど良かった。流石師匠! 同期への情の厚さからも感じられたけど、サーカス団の頃から姉御肌で面倒見良かったんすねぇ。サーカス時代の師匠の衣装可愛かった! まぁでも確かに師匠視点だと疑心暗鬼になってもしょうがない状況でしたわねぇ。しかし師弟の絆で以心伝心、心通じた二人ならばエドワードが用意した確実に落とすための試験なんか確実にぶっ壊してくれますね!! エネル顔の用意して待ってろよエドワード!! 8ページの2コマ目の「そうねー」で湧き上がる感情だけで白飯が食える。

 

というわけでこんにちは、タナカなかなかいいコタローです。シャドーハウス第182話「師弟」の感想を乱雑に書き残しておきます。

 

 

あらすじ

 前回エミリコが最後にボソッと呟いた「師匠」という言葉。その言葉を読唇術で読み取っていたキャンディ。そんなキャンディはエミリコについて、洗脳が解けているのか、ステキャンを嵌めようとするシャドーハウスの手先の一人なのかわからず疑心暗鬼になる。確かに過去、サーカス団で「雑用係」だったエミリコに演技の稽古をつけていた記憶はあるが、キャンディはエミリコより先にサーカス団を抜け出したのに、その自分より先にシャドーハウスに入り、星つきという立場についていることでエミリコに対し疑念を持つ。そんな疑念に対しエミリコは、師匠であるキャンディを前に、彼女に教わった腹話術、身のこなしを見せることで見事晴らす。これまで館側もケイト側も信じられなかったキャンディであったが、疑念を吹っ切ったキャンディはエミリコを信頼し、エドワードが用意したステラとキャンディペアを落とすための再試験を突破するため、エミリコに「力を貸してくれ」と協力を依頼するのであった。

 

全体的な感想

・前回「お披露目の場以降でキャンディたちを取り込む展開を描いても冗長になるような気がするので」「キャンディと、物語きっての人誑しであるエミリコがサシで会話できる機会ですので、ここはエミリコが頑張って、キャンディ、ひいては新人ちゃんたちの独立勢力化を防ぎ、こどもたちの結束を強めるチャンスになるかもしれません。」と書きましたが、概ねその方針でストーリー展開しそうですね。良かった。

 

・前回ボソッと呟いた「師匠」という言葉、てっきり聞こえた上での前回のラストコマかと思っていましたが、まさかの読唇術だったとは。そんな技まで持っている師匠すごいっス。

 

・今回最終的にはいい感じに協力関係を結べましたが、そこに至るまでのキャンディの疑念はなるほどと思いました。

 

・確かにキャンディはすす島についたタイミングでサーカス団を抜けており、そこから移住を検討していた夫婦の養子となり、すす島の中での教育プログラムを経てシャドーハウスにやってきました。そこになんと自分が捨て去ったはずのサーカス団の雑用係が館の先輩として存在しており、しかも雑用でまだまだ演技も未熟と思っていたのに星つきという要職にまでついているのですからさぞビックリしたことでしょう。(館の中でエミリコとキャンディが初めて顔を合わせた瞬間の二人の映像を見てみたいです。)

 

・さらに現在の状況は、ステラ様が試験に失敗することを前提として仕組まれていた再試験の真っ最中で、完全に館サイドから狙い撃ちで失格にさせられようとしている状況です。そこで過去に繋がりのあるエミリコが近づいてくると、これまた何かしら失格させるための罠ではないかと思い疑心暗鬼になるのも納得です。

 

・そんな疑心暗鬼なキャンディの心を溶かしてくれたのはやっぱりエミリコらしさでしたね。やってくれると思ったよこの人誑しめ〜。まさかの腹話術まで師匠に習った技だとは思いませんでした。

 

・キャンディが「ニッ」となってエミリコを信頼する場面のページですがコマの流れに注目したいです。キャンディの顔、記憶の中にあるサーカス団で雑用係だったエミリコ、現在のエミリコ、そして迷路の上にいるケイト様も見て「ニッ」となっています。これはすなわち、単にエミリコを信頼しただけでなく、サラに失格を言い渡された時にも擁護してくれたケイト様も含めて信頼してくれたということでしょう。さらにここからは憶測になりますが、過去のエミリコと比べたくましく成長したエミリコを見て、主人であるケイトとお互い良い刺激を与えて成長したことを見てとったのではないでしょうか? また、記憶が戻っていることを承知の上でエミリコを手元に置いていることもキャンディ目線でケイト様にも信頼を寄せる要素になっていると思います。

 

・過去編のキャンディについてです。173話「結束」にて、ケイトと大人たちという2つの対立軸に挟まれて新人ちゃんたち全員に混乱が生じている中、「新人いびりは楽しいんだろうよ ナメ腐りやがって…!」と新人ちゃんたちを代表してブチ切れていたところから、キャンディの姉御肌気質は少し感じ取られました。

 

・実際過去編のキャンディも団長に「花形のステラのやることじゃねぇぞ」と言われるのにも反対して新入りの演技指導をしたり(新入り=雑用かどうかはわかりませんが、のちの陰口描写からすると新入りは雑用ではなさそうですね)、「雑用」であるエミリコにも指導をしてあげて、「雑用」が練習していることに影口を叩く演者たちを嗜めるなど、非常に面倒見の良い様子が伺えて好感度爆あがりです。

 

・はてさてエミリコを信頼し「あたいに力を貸してくれ」と協力を依頼するに至り、いよいよ次号から師弟コンビの迷路ゴールに向けた快進撃が見たい! ……ところですが、エドワード的には完全にステキャンコンビを落選候補に入れていて、あえて再試験を受けさせるところまで織り込み済みで再試験で絶対落とさせるつもりでいるので、手こずる場面もあるかもしれません。でも最後は絶対エミキャンが勝つ!!

 

ページごとの感想

・1ページ目

 上でも書きましたけど読唇術だったんすねぇ。これまでブチ切れキャラが定着していたキャンディだったので、5コマ目で汗ダラダラなキャンディはちょっと新鮮な感じに思いました。

 

・2ページ目

 ここの「そもそもこいつに関してはずっと謎だった」というセリフは、1周目読んだ時はサーカス団にいた当初からの話かと思っていましたが違いますよね? 館の中で初めてエミリコに遭遇した時からの話だと気づきました。

 

・3ページ目

 キャンディ(ステラ)の衣装かわちいねぇ。姉御って感じがする。

 「ぐびっ」「ドンッ」が様になりすぎてて水なのに違和感ないですよねw 姉御って感じがする。

 団長にも語気強目に行けるところも姉御って感じがする。

 団長も逆らえないのもさすがサーカス団の花形で姉御って感じがする。

 

・4ページ目

 「雑用」ながら見よう見まねでこそ練しているエミリコかわちいねぇ!

 失敗して「よろっ」「こてっ」ってなっているところも痛そうだけどかわちいね!

 

・5ページ目

 キャンディ、水の瓶を持っているたってるだけなのに完全にお酒持ってる姉御にしか見えない。

 「舞台に立てないサーカス団員は全員「雑用」」ということなので、エミリコの他にも名無し=「雑用」の子どもがいるということがうかがえますね。この辺サラッと闇が垣間見えますね。

 

・6ページ目

 ヒソヒソ話の内容は明かされませんでしたが、「雑用のくせに練習してる〜w」みたいな愉快ではない話でしょうね。そういうのを見逃さずしっかり嗜めているところも姉御って感じでいい。

 

・7ページ目

 ここでも水を飲んでるだけなのに酒を飲んでるようにしか見えないキャンディ姐さん。

 

・8ページ目

 2コマ目狂おしいほど好き。「人生が綱渡りってことだよ…」と内心思いつつ、「そうねー」と返してあげているところ、エミリコが座っててキャンディが立っているからもあるけど頭の位置がキャンディの方が高くて、小さい子どもをあやしているお姉ちゃんって感じが出てて最高に良い!! 良すぎて殺風景な僕のブログなのに文字色変えちゃうレベル。

 

・10ページ目

 全てを話すには時間が足りないから、記憶が戻っていることを示すために敢えて腹話術で話すの、簡潔に「私はあなたの教えを覚えています」と誠意を伝えられてて良いページよなぁ。

 

・11ページ目

 そしてシャドーハウスの中での問題を解決する中でより洗練された身のこなしをキャンディに見せると。良いページよなぁ。。。

 

・12ページ目

 ここの3連「フミッ」「フミッ」「フミッ」からの「パァン」かわいい。僕もエミリコにフミフミされたい!!

 

・15ページ目

 エミリコを信頼して試験突破のための協力を仰ぐわけですが、素直に「力を貸してくれ」と言えるところも姉御って感じで良いですねぇ。

 

・16ページ目

 満面の笑顔のエミリコはやっぱり最高に素敵!

 

というわけで今回はこの辺で。

それではまた別の記事でお会いしましょう!